この記事の結論
司会者がいない集まりでも、生演奏の曲紹介は困りません。決め方は3つです。①幹事(または総務)が短い原稿で読む、②演奏者が自分で一言だけ話す、③進行表1枚に曲名と一言を書き、順に進める。どれを選んでも、演奏の前に「誰が、何分前に、何を言うか」を1枚の紙で決めておくのが基本です。
曲紹介が決まっていないと、何が起きるか
- 演奏が終わったあと、次に誰が何を言うのか分からず、数秒の沈黙ができる。
- 幹事さんが急に話すことになり、曲名を読み間違える。
- 演奏者が長く話しすぎて、会の全体の時間がずれる。
- 参加者が、今の曲が何のために選ばれた曲なのか分からず、気持ちが乗りにくい。
沈黙そのものは悪いことではありません。ただ、「次に何が起きるか」が分からない時間が続くと、会場が静かに散ってしまいます。
方法1:幹事さんが短い原稿を読む
幹事さん(または総務の方)が、1曲につき1〜2文の原稿を読む方法です。
- 向いている集まり:参加者の多くが顔見知りで、幹事さんが前に出るのに抵抗がない会(同窓会・クラス会・社内の式典など)。
- 書き方の型:「次の曲は[曲名]です。[この曲が選ばれた理由を一言]。それでは、お聴きください。」
- 気をつけること:曲名・作者名・読み方は、事前に演奏者と一緒に確認する。読みにくい名前にはふりがなを振る。
方法2:演奏者が一言だけ話す
演奏者が、曲の前に一言だけ話す方法です。
- 向いている集まり:幹事さんが進行で手一杯の会、あるいは前に出るのが苦手な幹事さんの会。
- 書き方の型:曲の前に、10〜15秒で話せる一言を、あらかじめ決めておく(曲の背景、歌い出しの合図、手拍子のお願いなど)。
- 気をつけること:演奏者に任せきりにせず、「話してよい長さ」を進行表1枚に書く。長くなりそうな曲は、幹事さんが先に一言を足す。
方法3:進行表1枚で、曲紹介を紙に預ける
曲名と一言を進行表1枚に書き、「紙を見て順に進める」方法です。
- 向いている集まり:幹事さんも演奏者も話すのが得意でない会、人数が多い会、複数の担当に引き継ぐ会。
- 書き方の型:進行表の1行に、「時刻(開始から何分)/曲名/一言(20字以内)/読む人(幹事・演奏者・どちらでも)」の4つを入れる。
- 気をつけること:当日の変更に備えて、紙は2枚用意する(幹事用と演奏者用)。
3つを比べる
| 方法 | 準備 | 当日の負担・気をつける点 |
|---|---|---|
| 方法1(幹事が読む) | 少ない | 当日の幹事の負担は大きい |
| 方法2(演奏者が話す) | 少ない | 幹事の負担は小さい/長さの管理が必要 |
| 方法3(進行表1枚) | 多い | 当日に迷う人が出にくい |
会の大きさと、幹事さんの人数で選んでください。迷うときは、方法3の進行表を作り、読む人の欄だけを会の直前に決める形が組みやすいです。
進行表1枚の例(30分の生演奏)
0分 あいさつ(幹事)→ 3分 曲1(幹事が一言)→ 8分 曲2(演奏者が一言)→ 13分 全員で口ずさむ1曲(演奏者が合図)→ 22分 曲3(紙の一言を幹事が読む)→ 27分 最後の曲(演奏者が一言)→ 30分 終わりのあいさつ(幹事)。この例の時間は目安の例で、会に合わせて組み替えます。演奏の長さの決め方は生演奏の出演時間は何分が目安?にまとめています。
会場と曲の確認
会場の電源・搬入・音量の確認は、会場に生演奏の条件を聞く5つの質問にまとめています。曲の権利は、曲目が決まった段階で確かめます。進行表1枚は、お見積りの打ち合わせのときに一緒に作れます。
ご相談の流れ
- 問い合わせフォームから、会の種類・人数の幅・会場を送る
- 窓口が内容をうかがう(答えられない欄は「未定」のまま進めます)
- お見積り
- 日程の確定と、進行表1枚の確認
- 当日
費用は、小規模15万円〜・中規模50万円〜・大規模100万円〜(税別)の3段からご相談です。中身はお見積りで確定します。申し込みの締切の目安は締切の早見表をご覧ください。
関連する読みもの:歌わない人も参加できる手拍子とうなずきの3つの合図/リクエスト曲を集めるときの3つの決め方
司会者がいない会でも大丈夫です。まずは会の種類と人数だけでもご相談ください。
よくある質問
司会者を頼まないと、会が不安です。
曲紹介だけなら、幹事さんの短い原稿か、進行表1枚で足りることが多いです。会の全体の司会が必要な場合は、窓口にご相談ください。
曲紹介の原稿は作ってもらえますか。
曲目が決まったあと、進行表1枚の一言の欄を一緒に作れます。長い台本は作らず、1曲20字以内を目安にします。
演奏者が話してもよいのでしょうか。
一言だけであれば、可能です。話してよい長さを進行表1枚に書き、幹事さんと確認します。
参加者に歌ってもらう場面でも、曲紹介は必要ですか。
必要です。歌い出しの合図と、歌詞が分かる方法(歌詞カードなど)を、一言の中に入れます。
当日に急に進行が変わったら、どうなりますか。
進行表1枚を幹事用と演奏者用の2枚用意し、変更は紙に書き込みます。
