この記事の結論

冬の屋外や半屋外(屋根はあるが壁がない場所)で生演奏を行うときは、「演奏する人」「聴く人」「楽器」「進行」の4つに分けて、前もって備えを決めておくと安心です。寒さは、本番の当日になって初めて困ることが多いので、お見積りの打ち合わせのときに、この4つを一緒に確かめます。

冬の屋外の生演奏、寒さへの備え4つの図中央に冬の屋外の生演奏を置き、演奏する人、聴く人、楽器、進行の4つの備えが四方にある図冬の屋外・半屋外の生演奏1 演奏する人手と体を温める時間2 聴く人座れる場所・風よけ3 楽器音の合わせ直し4 進行短く区切る・屋内の逃げ場所4つを1枚に書いて、前もって決めておく

備え1 演奏する人:手と体を温める時間を、進行表に入れる

冷えると、指や唇が思うように動かしにくくなることがあります。演奏の直前に屋外へ出るのではなく、温かい控え室で待ち、出番の直前に手を温められるようにします。控え室が離れているときは、屋外で待つ時間をできるだけ短くする進行にします。演奏する人の服装は、見た目と動きやすさを両立させるため、前日までに「何を着てよいか」を会場と主催者で確かめます。

備え2 聴く人:座れる場所・風よけ・待ち時間

聴く人にとっての寒さは、演奏の長さではなく、立って待つ時間に出やすくなります。座れる場所や風よけ(会場にある壁やテントなど)の位置を決め、始まる前の待ち時間を長くしない進行にします。ひざ掛けや温かい飲み物を用意するかどうかは、主催者が決めます(会場の決まりに従います)。体調が悪い方は、無理をせず、屋内で聴ける場所を案内します。

備え3 楽器:急な温度の差と、結露に気をつける

楽器は、温かい室内から冷たい屋外へ出たとき、急な温度の差で音程や弦の張りが変わることがあります。屋外では、音出しのあとにもう一度音を合わせる時間を取ります。キーボードなどの電気を使う楽器は、冷えたまま電源を入れず、室内で少し慣らす時間を進行に入れます。雪や雨で濡れそうなときは、形を小さくして続けるか、屋内へ移すかを前もって決めておきます。

備え4 進行:短く区切り、屋内の逃げ場所を決める

寒い日の屋外は、長く続けるより、短く区切る進行のほうが、演奏する人にも聴く人にも負担が少なくなります。たとえば、20〜30分の演奏を1回にするより、短い演奏を2回に分けて間に屋内で休む形も組めます(時間の長さは会場に合わせて相談します)。屋内の逃げ場所(待機できる部屋やロビー)が近くにあるかを、会場へ前もって聞いておきます。演奏の長さの考え方は生演奏の出演時間は何分が目安?にまとめています。

4つを1枚で決める

本番の日と会場、当日に決める人(幹事さん側)を書き、次の表の「前もって決めること」ごとに、決めた内容と決める人を書き込んでお使いください。

4つの備え 前もって決めること
演奏する人 控え室の場所/手を温める時間/服装の決まり
聴く人 座れる場所/風よけ/始まる前の待ち時間/屋内で聴く場所
楽器 音を合わせ直す時間/電源を入れる前の慣らし/濡れたときの置き場所
進行 演奏を分けるか/休む場所/屋内へ移す判断をする人と時刻

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目安の予算(税別)

小規模15万円〜、中規模50万円〜、大規模100万円〜の3段からのご相談です。中身はお見積りで確定します。会場の条件や人数で変わります。

冬の屋外の催しも、候補日と人数の幅だけでご相談ください。

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よくある質問

冬の屋外で、演奏の時間はどのくらいにすればよいですか。

会場と天候によって変わります。短い演奏を2回に分けて間に屋内で休む形も組めます。時間の長さは、打ち合わせのときに会場と一緒に決めます。

暖房機器を会場に持ち込んでもよいですか。

会場の決まりに従います。火気や暖房機器の扱いは会場が決めることなので、前もって会場に確かめるのがおすすめです。

楽器が冷えて音が合わないときは、どうしますか。

音出しのあとに、もう一度音を合わせる時間を取ります。それでも難しいときは、屋内へ移すか、形を小さくして続けるかを、前もって決めておいた方法で選びます。

聴く人が寒そうなときの案内は、誰がしますか。

主催者(幹事さん)が決めた担当の方が、屋内で聴ける場所を案内します。当日の連絡先と担当は、お見積りのあとの打ち合わせで決めておきます。

天気が直前まで分からないときは、どうすればよいですか。

本番の2〜3週間前の打ち合わせで、屋外と屋内の両方の形を決めておきます。判断する時刻と人を1枚に書いておくと、直前に迷いません。

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