音楽ファースト
曲、音源、映像、式の演奏、社内の歌、声の研修を受けます。
音楽を誰かに頼む前に読む記事です。「何を伝えればいいのか」「いくらかかるのか」「そもそも頼んでいいのか」。そういう疑問に、一本ずつ答えてあります。
介護の現場の歌は、参加者が一緒に声を出せることがゴールです。新しい難しい旋律は、その日には向きません。
祭の音楽は、既存の神事の音を置き換えません。新しい演奏を入れるなら、神事の前後のどこかを、宮司や祭りの担当に指定してもらいます。
入場の音は、受付と、開会の宣言のあいだの数十秒です。会社の歴史をこの曲で説明しません。
入社式の社歌は、その日に全員がサビを一度口にできることがゴールです。フルコーラスを初見で求めると、式が止まります。
表彰のファンファーレは、名前が呼ばれてから壇上につくまでの秒数です。長い祝祭曲ではありません。
チームの曲は、入場の行進のテンポに拍を合わせます。応援歌として盛り上がる曲と、行進できる曲は、一致しないことが多いです。
試合のチャンスで鳴る音は、2秒から8秒です。選手の合図と、観客の声が主です。
学校の合唱の編曲は、その学年の音域に収めることが仕事です。原曲の高さを守ることより、全員が声を出せることです。
葬儀の入場の音は、列の速度に合わせ、小さく、短くします。気持ちを盛り上げる曲は置きません。
展示会のブースの音は、通路の説明員の声より小さくします。隣のブースへの音漏れが、出展の評価を下げます。
入場の曲は、扉が開いてから席につくまでの秒数です。定番の長さの曲を、そのまま最後まで流すと、着席の後も曲が残ります。
退場は、挨拶が終わってから扉の外に出るまでです。入場より短いことが多いです。
式の生演奏で最初に決めるのは、入場、誓約、退場のどこを生にして、どこを音源にするかです。全部を生にすると、演奏者が休憩できません。
昼のカフェの音は、注文と会話が主です。歌詞が前に出る曲を連続で流すと、常連の会話が減ります。
夜のバーの音は、グラスと会話が主です。ボーカルの大きい曲を連続で流すと、カウンターの注文が聞き取れません。
ロビーの音は、到着した人が名前を告げる声より小さいことが条件です。
宿の夕食の演奏は、料理の説明と乾杯のあいだに音を下げます。
船の夕食は、船体の振動と、アナウンスが入ります。アナウンスのときは演奏を止める合図を、船の担当と決めます。
出航の音は、ロープが解けてから港の景色が離れるまでの数分です。長い曲のフルは、多くの場合はみ出します。
提供の音楽は、スポンサー名が読み上げられる数秒です。番組の主題歌とは別ファイルにします。
15秒は、商品名かサービスの名前が、一度聞こえて終わる長さです。物語を二つ入れると、どちらも残りません。
五線の上に、暮らしをのせる。