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読みもの

音楽を誰かに頼む前に読む記事です。「何を伝えればいいのか」「いくらかかるのか」「そもそも頼んでいいのか」。そういう疑問に、一本ずつ答えてあります。

CMの15秒を頼む

15秒は、商品名かサービスの名前が、一度聞こえて終わる長さです。物語を二つ入れると、どちらも残りません。

ラジオの番組テーマを頼む

ラジオの番組テーマは、タイトルの読み方が固定されてから作ります。後から愛称が変わると、録り直しです。

テレビの番組のテーマを頼む

テレビの番組テーマは、タイトルロゴが出る秒数に合わせます。曲を先に2分作ってから、ロゴの秒数に切ると、アクセントがずれます。

TikTokの15秒の音を頼む

15秒の音は、最初の1秒で動きがわかる必要があります。導入の長い映画音楽の作法は、この尺では間に合いません。

ポッドキャストのジングルを頼む

ポッドキャストのジングルは、番組の名前を覚えてもらう音ではなく、話題が変わる合図です。名前の音が欲しければ、それはサウンドロゴとして別に作ります。

ゲームの町の音楽を頼む

町の音楽は、何分も滞在するプレイヤーが聞きます。戦闘曲のような山を、町に置くと疲れます。

ゲームのエンディングを頼む

ゲームのエンディングは、スタッフロールの秒数に合わせます。曲の気持ちよい長さに、ロールを合わせるのでは遅くなります。

YouTubeのエンディングを頼む

エンディングは、登録や次の動画を見せる十数秒です。新しい旋律をここで始めないほうが、本編の余韻が残ります。

YouTubeのCMを頼む

動画の途中や頭に置くCMは、6秒から15秒が多いです。番組のオープニングとは別の音にしないと、広告だとわかりません。

ドラマの追跡の音楽を頼む

ドラマの追跡の音楽を任されたとき、最初に困るのは、音を足すのか、人がその場で出すのかが、依頼の文面では決まっていないことです。

アニメのオープニングを頼む

オープニングは、タイトルロゴのフレームにサビか、名前の一音を合わせます。曲を先に完成させてから映像を貼ると、ロゴの位置がずれます。

ドラマの主題歌を頼む

主題歌は、物語の説明を歌詞に全部入れると、予告のナレーションと重複します。残すのは、関係が一文でわかる言葉です。

映画の挿入歌を頼む

挿入歌は、場面の役が一つだけです。愛の歌であり、戦闘の歌でもある、という注文は、どちらの場面でも中途半端になります。