イベントや映像の音楽を探すとき、「著作権フリー」の素材サイトを最初に見る方は多いと思います。

フリー素材で済む場面は、あります。社内の勉強会のBGM。YouTubeにアップしない社内用の映像。参加者が10人以下の内輪のイベント。こうした場面では、フリー素材で十分です。

一方、フリー素材では不十分な場面があります。

まず、対外的に公開する映像。企業のブランドムービーや採用動画にフリー素材を使うと、他社の映像と同じ音楽が流れるリスクがあります。実際に、競合他社のPR映像とまったく同じBGMが使われていた、という事例は珍しくありません。

次に、式典やイベントの入場曲。フリー素材は汎用的に作られているので、「この会社の、この瞬間のために」という意味を持たせることができません。

そして、配信する音源。自分の曲として配信プラットフォームに出すものに、フリー素材の伴奏を使うと、著作権の帰属が曖昧になるケースがあります。

判断の基準はこうです。「その音楽が、自分たち(または自分)の名前と結びつくかどうか」。結びつくなら、オリジナルで作るべきです。結びつかないなら、フリー素材で問題ありません。

オリジナル制作の費用感が気になる場合は、まず使う場面を教えてください。フリー素材で十分だと判断すれば、正直にそうお伝えします。

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