舞台挨拶の入場曲を任されたとき、最初に測るのは、袖から出て立ち位置につくまでの秒数です。曲が先ではありません。
多くの場合、15秒から30秒です。登壇者が一人か、五人並ぶかで、歩く距離が変わります。立ち位置についてから拍手が起きるなら、曲はそこで下げます。拍手の上に曲を残すと、両方とも小さくなります。
映画の公開であれば、その作品の世界の音に寄せます。作品と無関係な明るい曲は、会場はにぎやかでも、作品の印象は残りません。
すでに世の中にある曲を使う場合は、会場の手続きが要ります。その場のためだけに短いオリジナルを作る場合は、秒数に合わせて切れます。どちらが当日楽かは、登壇の回数が判断材料です。
会場、登壇する人数、作品の名前(映画の場合)。この三つがあれば、入場の15秒が組めます。
相談のときに教えていただくのは、どこで使うか、いつ使うか、生演奏か音源か、の3つです。決まっていない項目は「未定」で構いません。金額は、条件を伺ったうえでご提案します。

